漢方のベースとなる陰陽五行の考え方には、
季節の過ごし方も含まれています。 細かい話は割愛しますが、 漢方では、冬は『腎』の季節。 漢方で言う『腎』には、 『生きるためのエネルギーを蓄えるところ』という意味もあります。 つまり、冬の間に心身を休ませ滋養することは、 『腎』を養い、 春以降の季節の活力にもつながるのです。 基本は、冷やさないことと、栄養のあるものを食べること。 首、両手首、両足首を冷気にさらしていませんか? この五か所の『首』は、体温が逃げやすい場所です。 注意しましょう。 そして、滋養のあるものを食べること。 これは、カロリーを摂れば良いというわけではありません。 たんぱく質は摂れていますか? 充分な量のお野菜を食べていますか? 特に、この時季は、火のとおった野菜を摂取してください。 薬膳の視点からだと、 『腎』に良い食材があるのですが、 まずは、旬の食材を食べるクセをつけるところから。 スーパーでも、魚や野菜は、季節によってラインナップが変化します。 季節の食材は、カラダにとって必要な性質をもつものが多くあります。 カラダへの思いやりが、元気な毎日の源になります。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 重めの風邪をひくかたが、増えてきたように感じます。
職場や、学校で、風邪がはやっていませんか? 電車でも、咳き込んでいるかたが多いですね。 風邪を予防するための、お茶の飲み方があります。 ポイントは、 少量を、こまめに飲む!ということ。 薬膳的には、緑茶がオススメです。 1口程度の水分を、20~30分おきに飲むようなペースです。 とても簡単なことですが、これだけでも随分違います。 ちなみに、歯磨きも大切です。 食後や、気になったときに口腔ケアを! ちょっと意外かもしれませんが、 のどを感染症から守るための、もっとも簡単なケアの方法です。 ご家族の皆さんでお試しください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 砂漠と言っても、一概には言えませんが、
湿度はおよそ20%程度。 しかし、東京の冬は、湿度が10%台になることも珍しくないのです。 たしかに、乾燥してパリパリに乾いた肌は、砂漠状態!! 一刻も早く、うるおい肌に戻したいものです。 この寒い時季の乾燥肌には、 手軽に続けられる婦人宝から始めてみましょう。 皮膚の乾燥だけでなく、 髪のパサつき、爪のもろさ、冷え性、むくみ、生理痛など、 日ごろからお困りの症状も、 合わせて解消になるのではないかと思います。 黒糖のような味のシロップ剤で、 ホットミルクや、紅茶に混ぜてお飲みになってもOK! 堅苦しく考えずに続けられるので、おすすめです。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 花粉に敏感な方は、
1月下旬にもなると、ハナがムズムズ、目がかゆかゆ…に。 のどがイガイガしてくると、 風邪なのか花粉症なのか分らず、スッキリしない毎日になります。 漢方の得意分野の一つに『予防』がありますが、 花粉症もその一つ。 早めに対処しておくと、花粉の症状を軽くすることができます。 最も有名なのは、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)。 外からやってくる花粉などのアレルゲンや、風邪のウイルスなどから身を守るさまを、 屏風(びょうぶ)に見立てた名前がついています。 漢方薬なら眠くならないのも利点です。 お仕事、運転、勉強、試験…眠気が出ると困るシーンがたくさんありますが、 漢方薬なら安心です。 体質や症状により、おすすめするお薬が違う場合もございます。 お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 乾燥肌さんを悩ませるパックリ割れ。
特に、かかとのパックリは、歩くたびに痛みを伴い、 とてもつらい思いをします。 基本的には、血虚(けっきょ)による肌の乾燥なので、 丈夫な皮膚をつくるために、 当帰(とうき)や阿膠(あきょう)の入った漢方薬を飲みますが、 皮膚の再生を促すため、漢方生薬の塗り薬もオススメです。 パックリ割れには、太乙膏(たいつこう)が良いでしょう。 患部の大きさに合わせた絆創膏を用意し、 少し多めに太乙膏をガーゼ部分に広げたら、 患部全体を覆うようにパックします。 少なくとも1日2回は貼り替えを。 もちろん、濡れたら、その都度貼り替えてください。 手のあかぎれ、切り傷などにも有効です。 ぜひ、冬場のスキンケアにお役立てください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 風邪をひいたときは、おかゆを食べて、ぐっすり眠るに限る!!
ということで、おかゆに入れるのにオススメの具材を教わりました。 基本は、大根、人参、ネギ。 カブもあるとさらにGOOD! やわらかくなるように、人参は早めに入れて煮込み、 大根、カブ、ネギは、後から入れましょう。 味付けは、シンプルに塩を少々。 または、梅干し1個。 風邪の初期は、このくらいシンプルなおかゆがオススメです。 ハフハフしながら美味しくいただき、 温かくして眠りましょう。 風邪を治すには、睡眠が欠かせません。 無理をしてこじらせるよりも、 キチンと休む勇気を!! 早く元気になってくださいね。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 朝起きて、のどがチクチク、イガイガすることはありませんか?
電車に乗っていて、近くの人の咳に緊張が走ることはありませんか? 今は、空気が乾燥しているので、余計にのどがやられやすい時季です。 この時季、私が、いつもポケットに忍ばせているのは 『銀ぎょう錠(ぎんぎょうじょう)』! リップクリームくらいのケースに入ったタブレットです。 のどが気になったときに、 これを1錠、口に入れて唾液で溶かしていきます。 トローチのような使い方です。 不快な味もせず、クセのあるにおいも無いため、 非常に使いやすく、即効性に優れているので、重宝します。 早めに対処できれば、本格的な風邪に移行することも無く、 1錠で解決します!! カバンや、コートのポケット、寝室の枕元など、 気になったときすぐに飲めるようにしておくと良いですよ! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 妊娠向けた身体づくりに、漢方が適している理由の一つが、
オーダーメイドだから。 身体の周期に合わせ、 季節や生活習慣、体質、年齢を考慮し、 丁寧で、細やかに、漢方薬をチョイスするのが、 漢方薬専門店のスタイルです。 先日、妊娠のご報告をくださったかたは、 自然妊娠で授かりました!! 身体の周期に合わせて、漢方を切り替えながら、 身体づくりに取り組まれたかたです。 何より、漢方薬を飲み始めてすぐに体調が改善したのを実感し、 季節の変化にも負けず、 安心して妊活に取り組めたのが、良かったのではないかと思います。 自然妊娠妊娠を希望する場合も、 専門病院によるステップアップした治療をする場合も、 身体づくりは欠かせません。 これは、妊娠のためだけでなく、 産後の身体や、生まれてくる赤ちゃんのことを見越した身体づくりが、 漢方ではおこなえるからです。 お身体の状況は、お一人お一人違います。 詳しくは、お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 お正月が明けて、
いよいよ受験生にとって、緊張のたかぶるシーズンが到来です。 この時季、健康管理は、 受験生だけでなく、家族総出で取り組みたいもの。 風邪やインフルエンザのウイルスを感染させないためには、 免疫力の強化が欠かせません。 このような時、 最も手軽で、家族全員で取り入れるなら、 『板藍根(ばんらんこん)』のお茶を、1日2回飲むこと! 板藍根は、『飲むマスク』とも言われ、 風邪やインフルの予防に、広く活用されています。 もともと風邪をひきやすい体質の受験生には、 板藍根よりも、『玉屏風散(ぎょくへいふうさん)』がオススメ。 花粉症の予防にもなるため、 風邪・インフル予防だけでなく、 花粉症による集中力の低下までカバーできるかもしれません。 漢方薬の専門店には、 このほかにも、体質に合わせた漢方薬のご用意がたくさんあります! 詳しくは店頭にてお尋ねください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 今日は、七草がゆ。
行事食の一つですが、美味しいですし、おなかにも優しいので、 さすがは、先人の知恵!という感じがします。 お正月休みが明けて、今日からお仕事に復帰なさる方も多いのでは ないでしょうか。 今朝は、朝食を召し上がりましたか? もともと、七草がゆも、 お正月の食事や飲酒で弱った胃腸を休める目的があったようですから、 日本人の生活習慣は、1000年以上前から変わっていないのかも知れませんね。 暴飲暴食の胃腸疲れ、空腹感が無い、膨満感が続くという症状や、 ストレスで胃の調子が悪くなるタイプの方に、 香砂養胃丸(こうしゃよういがん)をオススメしています。 気のめぐりを整え、胃腸をスッキリさせてくれるお薬です。 現代では、胃が重く感じるシーンは、正月明けだけではありません。 ご家庭の常備薬として、お試しください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 |
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2月 2021
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