受験勉強に追われて、
日中、アタマをフルに使うと、 夜になっても目が冴えて眠れなくなることがあります。 もう、アタマの中は空っぽで、考えられないし、 眠りたいのに眠れない。 かといって、起きて何かができるほど、気力も体力も残っていない… そんな時、漢方では心脾を補うことで解決します。 このタイプのお薬は、たいてい、やさしい甘みがあり、 とても飲みやすい漢方薬です。 勉強の合間のおやつとして、龍眼肉(りゅうがんにく)もオススメです。 薬膳がお好きな方には有名なドライフルーツですが、 龍眼肉は、ライチに似た果物で、気持ちの高ぶりを和らげ、 血液の質をアップする性質があります。 受験生は、もうひと踏ん張りしたい時期です。 漢方薬や、食卓に取り入れられるプチ薬膳についても、 お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 寒いと、冷え取りが注目を集めがちですが、
意外と多いのが、のぼせです。 急にカーッと顔が熱くなったり、 午後になると頭がボーっと熱くなり、頭痛がしたり、 頬が赤くなったり、 上半身だけ汗をかいたり… ひとによって症状は様々ですが、 冬場ののぼせ症状は、珍しくありません。 寒い時期に、『あつい!』と感じるため、 更年期障害を心配してご相談にいらっしゃる方も多いのですが、 ほとんどの方が、別の原因です。 例えば、ストレスが原因で、のぼせやほてりを感じることもあるのです。 この場合は、気のめぐりを良くする漢方薬がよく効きます。 食材なら、脂っこいものや生ものをひかえ、 イカや貝類、かんきつ類などを摂るようにオススメします。 漢方では、ひとりひとりの症状から原因を探ります。 毎日、何時ごろから、のぼせやほてりを感じ始めるのかという点も、 重要です。 ぜひ、専門店でご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 冷えは、体内に蓄積します。
と書くと、「あー!わかるーっ!!」となる女性も たくさんいらっしゃると思います。 蓄積の話は、今日は、ちょっと置いておいて、 カイロを貼る部位のお話です。 生理痛が酷く、おなかにカイロを貼るとラクになる場合、 この場合は、おなかに貼ってOKです。 ただし、低温やけどに注意してくださいね。 もし、普段から下半身冷えが気になっている場合は、 おなかに直接貼らずに、お尻側から温めてあげた方が良いです。 仙骨(骨盤の真ん中あたり)にカイロを貼りましょう。 太ももの一番下(膝上)に血海というツボがあるのですが、 ここを温めるのも、気持ちよくポカポカしてくるので、 特にデスクワークなどで、動けない方にもオススメです。 婦人科系のツボと言えば、三陰交もはずせません。 内くるぶしより指4本分上の位置にあります。 ここも、マッサージしたり、温めたりすると、ラクになります。 ツボの位置を全て覚えるのは大変ですが、 基本のツボを覚えておくと、応用範囲が広がります。 ぜひ、カイロを上手に使って、冬場を乗り越えてください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 薬膳で、山芋は気を補う食べ物です。
気とは、からだ全体を運営するエネルギーのこと。 冬は、からだをあたためるためにエネルギーを必要としますし、 ストレスフルな毎日を送っていると、 それだけでも、エネルギーの消耗はかなりのもの。 特に、日本人は、胃腸の弱い民族なので、 食べ物から充分なエネルギー補充ができないこともよくあります。 山芋は、下痢しやすい体質の方にも、 便秘しやすい体質の方にもオススメできるエネルギー補充食材! 腸が整うと、体調が良くなり、肌の調子にも違いが出ます。 腸は、免疫力とも関係がありますから、 この時季、特に整えておきたいところです。 すりおろすと、お年寄りの方でも食べやすいので、 高齢者のいらっしゃるお宅でも重宝されます。 山芋は、生でしか食べたことが無いないという方や、 ネバネバが嫌いという方もいらっしゃいますが、 冬場は、豚汁やお味噌汁に入れて、 ホクホクとした食感を楽しんでいただくのも良いと思います。 ただし、山芋は、アレルギーを持っている方も多い食材です。 特に、お客様にお出しする際は、 必ずアレルギーの確認をしてください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 12月22日は、冬至でした。
一年で一番日照時間の短い日ですが、 東京は、一日中、曇りや雨で、 お日様の顔すら見えないままの一日になりました。 冬至には、かぼちゃを食べる慣習がありますが、 かぼちゃは、身体を温める食材ですので、 冬場の冷えや免疫力アップにもなり、とても理にかなっています。 地域によっては、 『冬至の七種(ななくさ)』をいただくという習慣もあるようです。 これは、冬至に、『ん』の二つ入る食材を食べると、 運がよくなるといういわれから、 なんきん(かぼちゃ)、ぎんなん、きんかん、れんこん、かんてん、にんじん、うどん(うんどん)が 『運盛り』の食べ物とされています。 冬至に限らず、この時期は、運と免疫力アップも兼ねて、 かぼちゃ、にんじんなどの根菜類をスープにするのがオススメです。 お肉やお魚を入れて、動物性のたんぱく質をプラスすると、 より体が温まります。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 足が冷えて、唇と手が荒れるという女性、
けっこう多いです。 これ、冬だから…で片づけてしまうのは、早計かもしれません。 漢方では、このような症状のとき、 上熱下寒(じょうねつげかん)という体質を考えます。 読んで字のごとくですが、 上半身には熱がこもり、下半身が冷えた状態のことです。 上半身の熱と下半身の冷えがキレイに混ざれば問題ないのですが、 ひとたび滞りがうまれると、このような体質になります。 生理の時期だけこのようになるかたもいれば、 生理周期に関係なく、ずっと上熱下寒の症状を持っているかたもいます。 出産、授乳、育児などの大きな負荷がきっかけになることもあります。 では、どうしたら良いのでしょうか。 血流をよくするとか、めぐりをよくするということになりますが、 長年、体力の消耗やストレスが積み重なっていると、 めぐりを改善するのにも、ちょっと工夫が必要になります。 じつは、『そもそも、めぐらせる物資が不足している』女性がほとんど! このような時は、 温経湯に婦人宝を合わせる方法をオススメしています。 薬酒ではありませんので、 ノンアルコールなのも女性に嬉しいポイントです。 店頭で試飲も行っております。 お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 この冬は、やけに雨の日が多いですが、
それでも、肌の乾燥は容赦なく進みます! すでに、両手ガサガサ、かかとカチカチ&パックリ割れ!という方も 多いのではないかと思います。 さらに、髪がパサつく、爪が割れる…という方も! この症状は、特に女性に多いのですが、 血虚(けっきょ)のひとに多い症状です。 単純な貧血ということだけではなく、 からだ全体の体積や一日の活動量、年齢などに見合った血液の質と量が、 不足しているという体質です。 食材は、肉類(牛肉や鶏肉など)のたんぱく質を摂ることが基本となりますが、 人参、いちご、黒ゴマ、クコの実もオススメです。 それでも、冬の乾燥にからだが追いつかないときは、 漢方シロップの婦人宝(ふじんほう)がよく効きます。 からだが温まるので、冷え性にもオススメです。 パックリ割れの部分には、太乙膏(タイツコウ)でパックをして寝ましょう。 炎症をおこし、治りにくくなった皮膚組織も早くふさがり、 痛みのストレスから解放されます! 冬場ならではのお悩みも、お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 通常、心臓の位置を感じたり、
鼓動を感じることはありませんが、 寒くなると手が冷たーくなって、 心臓がバクバクし、息苦しいという体質の方がいます。 それ、もしかしたら、心陽虚(しんようきょ)かもしれません。 もっとも手軽な対処法は、 小さめのカイロ(貼らないタイプ)を、 手袋の両手のてのひら側に忍ばせること。 てのひらを持続的にしっかり温めることで、 症状が緩和します。 デスクワーク、特に一日中パソコン仕事のかたは、 手首の下にカイロを敷いてキーボードを操作するのも良いと 思います。 食べ物では、らっきょう漬けがオススメです。 1日に5個程度を目安に召し上がってください。 このようなタイプのかたの日常的な症状を緩和する漢方薬として、 保元湯が有名ですが、 症状や体質によって、炙甘草湯もよく効きます。 これからますます冷え込む時期に入りました。 ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 あっという間に冬になりましたね。
寒い季節ならではのご相談も増えています。 手の冷えや、しもやけのご相談もとても多いです。 まず、手の冷えがツラいかたに試していただきたいのが、 肩甲骨と肩甲骨の間を温めること。 貼るタイプのカイロを使うと便利です。 低温やけどに注意してください。 肩がザワザワと寒く感じたり、肩こりのひどいかたも、 同様に、肩甲骨と肩甲骨の間にカイロを貼るのをオススメしています。 冷えから始まる風邪の予防にもなります。 末梢のめぐりが改善し、 寒いところから室内に入ってから、体温の回復が早まれば、 もう、こっちのもの!! …ですが、 カイロだけでは改善せず、 しもやけになってしまうかたもいらっしゃいます。 その場合は、カイロに加えて、積極的に漢方薬を使用しましょう。 しもやけに使う漢方薬も、代表的なものだけで数種類あります。 体質のタイプでの使い分けです。 物資が足りない(血液不足/温めるエネルギー不足など)のか、 トラックが足りない(めぐらせるチカラ不足)のか、 その両方なのか…などです。 漢方はまずそう、むずかしそう、と思われがちですが、 最近は、とても手軽に飲めるものも増えています。 試飲もできますので、お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 |
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11月 2024
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