漢方のベースとなる陰陽五行の考え方には、
季節の過ごし方も含まれています。 細かい話は割愛しますが、 漢方では、冬は『腎』の季節。 漢方で言う『腎』には、 『生きるためのエネルギーを蓄えるところ』という意味もあります。 つまり、冬の間に心身を休ませ滋養することは、 『腎』を養い、 春以降の季節の活力にもつながるのです。 基本は、冷やさないことと、栄養のあるものを食べること。 首、両手首、両足首を冷気にさらしていませんか? この五か所の『首』は、体温が逃げやすい場所です。 注意しましょう。 そして、滋養のあるものを食べること。 これは、カロリーを摂れば良いというわけではありません。 たんぱく質は摂れていますか? 充分な量のお野菜を食べていますか? 特に、この時季は、火のとおった野菜を摂取してください。 薬膳の視点からだと、 『腎』に良い食材があるのですが、 まずは、旬の食材を食べるクセをつけるところから。 スーパーでも、魚や野菜は、季節によってラインナップが変化します。 季節の食材は、カラダにとって必要な性質をもつものが多くあります。 カラダへの思いやりが、元気な毎日の源になります。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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