産後、女性は生活リズムも環境も、自分自身の身体も精神面も大きく変わります。
そんな時、すぐにヘルプの声を上げられれば良いのですが、 なんとなく我慢を重ねて心身ともに疲弊していくケースが少なくありません。 産後うつや、情緒不安定など、精神的な疲労が蓄積する方も、 体力低下や体調不良、ホルモンバランスの乱れなど身体への影響を実感している方も、 『これ以上我慢はやめよう!』と決めてご来店くださる方の多くが、 「子どものために、もっと元気になりたい。」とおっしゃいます。 では、もっと元気になるために、漢方医学ではどのように考えるのでしょうか? まず、たいていの場合が血液不足です。 おなかで赤ちゃんを育て、出産し、母乳を与えることで、 お母さんはたくさんの血液を消費し続けているのです。 血液不足と言っても、いわゆる貧血とは違います。 自分の体全体に対して、栄養分、ホルモン、免疫力、水分量など 全てを総合的に評価して、不足が生じていたり、バランスを崩している状態を指しています。 カラダのバランスとココロのバランスは密接に関係しますので、 精神面の疲れも、体力面の不安も、基本は血液不足に始まっていることが多いのです。 漢方治療の良いところは、 これらのバランスを一人一人の身体に合わせて整えていくことになります。 もちろん、これは、第二子を希望されている方も共通の治療方針です。 しばしは『畑を耕す』とか、『肥沃な土地に替える』という表現をされますが、 まさに、身体を充実させることが、身体づくりのポイントなのです。 ちょっと勇気がいるかも知れませんが、 我慢できなくなるまで我慢を重ねず、専門家に相談してみましょう。 早めの対応が、きっと良い結果につながるはずです。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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