妊娠中に、つわりがきっかけで虫歯が増える女性が多いのですが、
産後も、口腔内トラブルが起きやすい時期です。 もちろん、生活サイクルが変わること、 ママさんたちが自分自身に構う時間が制限されること、 体調、ホルモンバランスや食生活に変化がみられることなどが 原因ですが、 それに加えて、漢方では『腎(じん)の弱まり』と考えます。 漢方でいう『腎(じん)』とは、 生命のエネルギーをつかさどる場所、と考えます。 (腎と言っても、腎臓そのものというよりは、 腰から下の下半身全体を腎と呼ぶイメージです。) ですから、腎は、成長、発育、生殖、老化に関係します。 歯の衰えや、入れ歯にするという話を聞いたら、 通常、高齢者をイメージするのではないでしょうか。 漢方では、高齢により『腎が衰える』から、歯が弱ると結びつけます。 産後の歯のトラブルも同様です。 妊娠、出産に伴い、腎の力を最大限使用したため、 一時的に腎が弱り、歯のトラブルにつながったと考えます。 腎の弱りをそのままにしておくと、 第二子不妊、 肉体疲労、自律神経の乱れ、冷え性、 精神の不安定感、 目のトラブルなど、 あらゆるトラブルの原因を作ってしまいます。 産後にカラダのバランスを整えたいというご相談では、 1歳に満たないお子さんを連れたママさんがお見えになります。 お子様同伴でのご相談も承っておりますので、 お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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