満員電車に乗っていて、近くの人が咳き込んでると、
車内に緊張感が走りますね… 今年は、インフルエンザの予防接種の供給量が安定するまでに 時間がかかるようですし、 自分の免疫力で自分の身体を守りたい!と思っていらっしゃる方も 多いのではないかと思います。 漢方では、免疫力を考えるとき、 『脾(ひ)』と『肺(はい)』が重要です。 漢方で、『脾(ひ)』は、胃腸系、消化器系のこと。 よく「私は、食欲があるから大丈夫!」と言う方がいらっしゃいますが、 体力が無い、便秘がち、下痢しがち、 太りやすい、太りにくい、貧血傾向などは、 脾が弱い可能性があります。 食欲だけが、脾(消化器系)の強さのバロメータではないのです。 漢方で、『肺』は、呼吸器系と免疫系です。 ぜんそく、アレルギー、花粉症、アトピーなどとも関係があります。 さて、もちろん、『肺(免疫系)』が弱ければ、免疫力が低く、 カゼやインフルエンザなどをもらいやすい体質です。 ですから、『肺(免疫系)』を強くしたいわけです。 ここで登場するのが、『脾(ひ)』。 元気な『脾(ひ)』は、効率よく栄養の消化・吸収を行い、 全身を滋養して、活力を与えます。 もともと、『脾(ひ)』と『肺』には親密な関係があるため、 『脾(ひ)』に活力があると、『肺』が充実し、 結果的に免疫力がアップするのです。 免疫力アップを考えるにあたり、頻繁に使用されるのが、 参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)、 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、 玉屏風散(ぎょくへいふうさん) などです。 お子様の場合は、 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)も良いと思います。 それぞれ、少しずつ使用方法が違いますが、 体力をつけ、免疫力を向上させることに優れています。 大人やご高齢の方はもちろんのこと、 小さなお子様でも安心して継続できます。 味や香り、飲み方などがご心配な方には、 店頭で試飲もオススメしております。 お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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