朝起きるとのどが乾燥している、
切れにくいタンに困っている、 乾燥した咳が出る、 のど風邪をひきやすい…など、 この季節は呼吸器系の症状が出やすくなります。 特に、喘息やアレルギーを持っている方は、つらい時期ですね。 季節の養生は、このような面でも大変重要です。 キーワードは、『バリア機能』と『潤い』です。 『バリア機能』と『潤い』は、両方あって初めて機能します。 潤いを与えてもバリア力が無ければ漏れてしまいますし、 バリア機能だけをアップしても、守るものが負ければ意味がありません。 ただし、両方とも補う必要があるのか、 どちらか一方を多めに補ったほうが良いのかは、 体質や状況から個人差があります。 たいてい、バリア力に関しては、 玉屏風散(ぎょくへいふうさん)に代表されるような 黄耆(おうぎ)が入ったもの、 潤いに関しては、 滋陰降火湯(じいんこうかとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、 または、知柏地黄丸(ちばくじおうがん)、 八仙丸(はっせんがん)などの六味丸系のものを使用します。 冬の健康は、のどの養生から! お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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