子宮内膜症は、月経のある女性の15%前後に発症しているといわれており、
子宮筋腫と並んで、比較的多い婦人科疾患の一つです。 おなかの中に散らばった血の塊をブルーベリースポットと呼んだり、 病変が卵巣にある場合をチョコレート嚢胞と呼んだり、 一見、親しみやすい名前がついていますが、 不妊症、月経痛、骨盤痛、性交痛、排便痛などの原因となるため、 その呼び名とは裏腹に、子宮内膜症は厄介な疾患です。 子宮筋腫のある人の約20%に子宮内膜症が併発しているというデータもあり、 多くの女性がお悩みを抱えています。 漢方では、子宮内膜症を 『老廃物が除去できず、ヘドロが溜まった状態』 と考えます。 つまり、漢方薬で血流を改善し、デトックスを促すのが治療方針です。 そのため、ヘドロが溜まった原因のタイプ分けをします。 ① イライラ、落ち込み、自律神経系が乱れているタイプ ② 強い冷えにさらされていたタイプ ③ 胃腸が弱く、むくみや肥満のあるタイプ ④ 生まれつきの虚弱や、加齢とともに悪化したタイプ(特に下半身冷え) ⑤ 産後に症状が悪化したタイプ いま、5つのタイプをあげましたが、 実際は人それぞれ、もう少し細かくタイプが分かれており、 さらに、複数の原因を併せ持っている方も多いため、 一人一人の原因と症状に合わせた漢方薬で、症状の緩和を目指していきます。 最近は、婦人科疾患の低年齢化と、妊娠を考える女性の高年齢化が進んでおり、 これらが、妊娠のしづらさの一因となっています。 “おかしいな”と思ったら、早めの治療開始で後々の結果が変わります。 後悔の無いように、思い立ったらすぐ治療開始!! 漢方鈴鹿堂薬局は、女性相談員ですので、女性のデリケートなお悩みも安心してお話しいただけます。 気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【4月の臨時休業日】 11日(火)18時まで営業 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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