漢方医学では、妊娠する力を『腎(じん)の力』とも言い換えることができます。
『腎(じん)』とは、生命活動の根源を宿しているところ、ととらえているからです。 (概念としての『腎』と、いわゆる腎臓とは別のモノとして考えてください。) さて、妊娠力アップの話に戻します。 妊娠は、女性の体だけが充実してもうまくいかないときがあります。 これは、男性の『腎の力』も年齢とともに、下降をたどるからです。 日々のストレス、 肉体的な疲れ、 お酒、 タバコ、 年齢的な衰え(特に35歳以上)… これらは、男性にも女性にも妊娠力低下の原因となります。 検査値には出てこない、隠れたマイナス因子です。 比較的、女性の方が妊娠力を向上させることに積極的な傾向があるのですが、 ご夫婦で二人三脚の妊活をお願いする意味も込め、 同じお薬をお二人で飲んでいただくことがあります。 海馬補腎丸(かいまほじんがん)です。 男性の場合は、 精力増進、精子の質向上、疲労回復などを目的に、 女性の場合は、 卵子の質向上、内膜の質向上、ホルモンバランスの向上、血液の質向上、疲労回復などを目的に服用していただき、 服用により、ご夫婦ともに妊娠力の向上を目指すことができます。 自然妊娠はもとより、 体外受精、顕微授精の場合でも、 ご夫婦で妊活の取り組んだ方が、質の良い受精卵になる可能性が上がります。 妊娠中も、胎児の健康な発育と、 母体の健康維持を目的に継続服用ができ、 長年、愛されているお薬です。 丸剤(小さな球状のお薬)なので、 味やにおいを気にせず続けられることもファンが多い理由かも知れませんね! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 GW中も通常営業(金曜定休)です! コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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