漢方医学では、胃腸の健康を重視します。
食べ物が生きる源になりますから、 胃腸が健康でないと充分に栄養を吸収し、活用することができません。 ここで注意していただきたいのが、 『食欲旺盛だから胃腸は健康!』と思っていらっしゃる方です。 一部の肥満や便秘も胃腸の弱さからくるものと考えます。 食欲はあるが、軟便や下痢の傾向にある場合も同様です。 さて、ここで、胃腸と妊娠の関係を考えます。 妊娠中、おなかの赤ちゃんは、体の基礎作りをしています。 一生使う体の基礎作りをする大切な時期です。 ですから、たくさんの栄養やエネルギーを必要としています。 そのエネルギーは、お母さんからもらいます。 お母さんが今まで蓄えてきたエネルギーと、 毎日食事から得るエネルギーが、赤ちゃんへの供給源です。 しかも、産後しばらくの間は、お母さんからの母乳が栄養源になります。 (もちろんミルクの場合もありますが。) ここまでお読みになった方はもうお分かりだと思いますが、 赤ちゃんへ充分なエネルギーを受け渡せる体をつくるということが、 『妊娠しやすい体づくり』ということなのです。 梅雨時から暑い夏にかけて、 胃腸の具合が悪くなる方が増える時期です。 早めの対策で、元気に乗り切りましょう!! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【6月の臨時休業】 6月13日(火) 18時まで営業 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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