女性特有の体調不良は、子宮や卵巣だけの問題ではない？

女性は、サイクリックな体調管理が必要です。
体内のホルモンバランスが、周期的に変化するためです。


ホルモンバランスが乱れているのを正常化したいと考えると、
真っ先に、子宮や卵巣を思い浮かべます。
漢方では、
身体を、『肝』『心』『脾』『肺』『腎』という５つのグループに分けて考えますが、
子宮や卵巣は『腎』のグループです。


ところが、女性特有の体調不良は、『腎』だけでなく、
『肝』の自律神経系グループや、
『脾』の胃腸系グループにも、
影響を受けていることがほとんど。
場合によっては、『心 (循環器系＆精神系)』や
​『肺 (呼吸器系＆免疫系)』も関係します。


つまり、一か所を治せば全てが解決するというわけではないのです。


ですから、漢方での体調管理は、
身体全体のバランスを整えるというベースの考え方がある上で、
一番困っている症状を解決するという方法です。
まさに、急がば回れ。
徐々に、自分のカラダのクセが把握できるようになると、
体調管理もしやすくなりますよ。




漢方鈴鹿堂薬局（11時～20時・金曜定休）
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