『咳が出る』といっても、いろいろなパターンがありますが、
秋から冬にかけて多いのが、 『布団に入ると、乾いた咳がコンコン続いてでる』というもの。 これは、『陰虚(いんきょ)』の体質で多く見られます。 陰虚とは、『体内の潤い不足』を意味します。 特徴として、夜に症状が悪化します。 とりわけ、秋から冬にかけて、空気が乾燥するようになると、 のどの粘膜が刺激を受けやすくなり、 コンコンと空咳がでるのです。 なかには、マスクをして寝るかたもいらっしゃいます。 睡眠の質に問題が出ないようならば、 マスクを試してみるのも良いと思います。 漢方では、補陰薬というカテゴリのお薬を使います。 味麦地黄丸、滋陰降火湯、麦門冬湯などが有名です。 体質や、症状、年齢などにより使い分けます。 咳は意外と長引きます。 早めの対応をオススメします。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2024
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