ここのところ、何件か続けて、
おなかが冷えて下痢気味だとおっしゃる方が来店しました。 夏は、冷たいものを食べる機会や、 冷房を入れたまま寝ることも多く、 いつの間ににかおなかが冷えてしまうものです。 本来、旬のものをいただくのはとても良いことですが、 夏野菜は体の熱を冷ますものが多く、 おなかが冷えたときに、特に生食はさらに冷やしてしまいます。 そんな時、知っておいていただきたい夏の食材が2つあります! かぼちゃと桃です! かぼちゃはウリ科ですが、 きゅうり、ゴーヤ、メロン、スイカとは違い、 体をほんのり温めてくれます。 夏野菜としては珍しい性質です。 そして、桃。 ほとんどの果物は、体を冷やす性質がありますが、 桃は温める性質を持っています。 桃の実は体を温めることからも女性に嬉しい食材で、 桃の種は、女性向けの漢方薬としても使用されているくらい、 昔から愛されてきました。 桃太郎の童話は、 原作では、桃を食べたおばあさんが若返って男の子を生んだという 物語だったそうです。 このように、食材一つ一つには性質があります。 それを本格的に組み合わせたものが薬膳料理ですが、 身近な食材の性質を知っているだけでも、 お買い物の参考になります。 最近、冷たいものばかりを食べているなぁと思ったら、 かぼちゃと桃を手に取ってみてくださいね。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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