冷え性だと言いながら、
おうちではスリッパや靴下を履かない生活をしていませんか? それ、とっても、身体を冷やします。 特に、婦人科系トラブルを抱えている女性は、 足元の冷え、特に足首の冷えには注意が必要です。 寒さ対策の基本は、『五つの首』と言われます。 首、両手首、両足首で、五か所の『首』には、 身体の表面近くに太い血管が通っています。 ここを冷やすと、身体全体の冷えに繋がりやすいのです。 特に、足元の冷えは、 婦人科系トラブル、腰痛、坐骨神経痛、頻尿、痔など、 下半身のトラブルに…。 この五か所を意識した保温対策をとることで、 ある程度の冷えは予防できます。 足元は、靴下やレッグウォーマーを、 手首には、手首に巻くタイプのカイロなんかもオススメです。 体調管理の基本は、生活の中の工夫から。 ご自身に合う方法で、上手な冷え対策を始めましょう。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 ネイルサロンで爪のお手入れを欠かさず行う女性の中には、
爪が弱くて、地爪のままでは割れてしまうのを理由に 月に1~2回サロンに通っていらっしゃる方も多いのでは。 漢方では、爪は『血(けつ)』と結び付けて考えます。 爪がもろい、割れやすい、二枚爪になりやすいなどの症状は、 身体の『血(けつ)』不足が原因です。 『血(けつ)』の不足は、『血虚(けっきょ)』と言います。 『血(けつ)』には、全身を滋養する役目があります。 さらに、自律神経系の正常な働きとも関係しています。 つまり、爪の弱さは、健康バランスが崩れているというサインでも あるのです。 爪の弱い人は、髪がパサつく、肌が乾燥するなどの症状を 合わせて持っていたり、 疲れやすい、体力が無い、目が疲れるなどと感じていることが 多いです。 こんな時は、手軽に続けられる婦人宝(ふじんほう)がオススメです。 黒蜜のような甘いシロップで、 紅茶やホットミルクに混ぜてお飲みになる方もいらっしゃるくらい ラフに続けられるのが特徴です。 店頭で試飲もできますので、お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 冷え込みと日照不足は、気持ちを滅入らせます。
昨日、一昨日と二日続けて冷たい雨が降ったので、 ちょっと、気持ちのパワーダウンを感じた方が多かったようです。 私も、こういう日は、お茶を替えます。 気持ちをスッキリさせるような漢方茶をブレンドしますが、 ご家庭なら、 ジャスミンティー、ミントティー、カモミールティー、 ラベンダーティー、ローズティーなどを、 ホットでお飲みになると良いですね。 いずれも、停滞した『気のめぐり』を改善する性質があります。 他にも、 パセリ、セロリ、春菊、パクチー、三つ葉、キャベツ、梅干し、 かんきつ類(ミカン、オレンジ、グレープフルーツなど何でも)、 イカ、貝類など、 お食事取り入れるのも良いですよ。 アロマがお好きな方は、 ミント、ラベンダー、ローズ、イランイラン、ユーカリあたりが オススメです。 天候と体調をみながら、 普段の生活にちょっとした医食同源のエッセンスを 加えてみてくださいね。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 関節痛、筋肉の張り、腰痛、坐骨神経痛など、
整形外科系のご相談件数が増えてきました。 寒くなってきたこととも、関係ありそうです。 とは言え、痛みの出始めた時期に、 何かいつもと違うことが無かったか伺うと、 仕事や家庭で、人間関係のトラブルが発生したり、 人事異動があったり、 何かとストレスがかかった時期に重なっていることもしばしば… 朝夕の寒さで血流が悪くなってきたところへ、 ストレスによる筋緊張で、さらに悪化させているのでしょう。 軽度の症状や、痛みが軽減している時には、 ストレスの負荷を軽減し、身体全体のバランスを整え、 体力のベースアップを図りますが、 痛みが強い場合は、まず、痛みを軽減させる治療から始めます。 いったん身体を壊すと、身体は『ここまで悪くなったことがある』という 悪い方向への振り幅を覚えます。 つまり、くりかえしやすくなります。 ぎっくり腰がクセになっている方も多いですが、 コレも、身体が悪い方への振り幅を覚えて、くりかえしている例です。 漢方治療は、このような『くりかえし』を起こさせないのも目的の一つ。 漢方は、あなたらしさの応援薬なのです! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 飛行機に乗ると気圧が変わるため、
体調不良を起こすことがあります。 例えば、頭痛、めまい、耳鳴り、耳の閉塞感、耳の痛みなどです。 これらは、航空性中耳炎と診断されることもあります。 特に、海外旅行などの長時間フライトや、 短期間に何度も飛行機になる機会があると起き、 くりかえしやすい傾向があります。 症状が発生したら滋腎通耳湯が良く効くのですが、 じつはコレ、予防にも効果的です。 飛行機に乗る数日前から滋腎通耳湯を飲み始め、 フライトの直前と、離陸後にも1回ずつ、 10時間程度のフライトの場合は、間でもう1回、 渡航先では通常通りの服用をし、 帰りのフライトでも、行きと同じように服用する。 帰ってから2~3日続ければ、なお良し。 という感じです。 一見面倒に見えるかもしれませんが、 旅の疲れと、耳からくる調子の悪さを何日も引きずることもなく、 快適に過ごせます。 耳が弱い方、体力が無い方、めまいを起こしやすい方には、 特にオススメです! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 仕事柄、水仕事が多いので、手がかさつきます。
今年は、10月下旬あたりから、かさつきを感じ始めました。 手の甲は、本当に年齢が出やすい! 乾燥、ひび割れ、シミ、しわ… 顔と違ってお化粧ができない分、 素の肌年齢が浮き彫りになってしまいます。 軽傷から重症の肌荒れまでケアできて、 皮膚の再生・正常化・保護をする塗り薬が漢方薬にもあります。 『紫雲膏(しうんこう)』 といいます。 紫雲膏の主成分は、 紫根(シコン) と 当帰(トウキ)。 紫根で、炎症、色素沈着を改善し、 当帰で、皮膚の再生、回復を促します。 ただし、この紫雲膏、 ちょっと使い勝手が悪いものも多いのです… そこを改善したのが 『ベルゼエリートM』 です! ベルゼエリートM は、 紫雲膏の主成分である紫根と当帰をふんだんに使用。 紫雲膏の良いとこどりの製品なのです! 持ち歩きに便利なサイズ感でありながら、 もちろん、手だけではなく、全身のお肌にもってこい!! ベルゼエリートMは、 まず、ベトつきや、きついニオイが無い! 少し硬めの軟膏ですが、手のひらで温めながら伸ばすと、 少量で広範囲に広げられます。 塗ると、独特の赤色(紫根の色です)が消え、 シットリと皮膚全体を保護してくれるので、 お化粧前のお顔にも使用できます。 塗ってすぐは、わずかに独特のにおいがありますが、 これもすぐに消えるので、全く気になりません。 スキンケアに気を使っている方には有名ですが、 『ベルゼエリートM』は、本当に優秀です。 店頭でもお試しいただいております! 手の甲全体を覆うしっとり感をご体験ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 満員電車に乗っていて、近くの人が咳き込んでると、
車内に緊張感が走りますね… 今年は、インフルエンザの予防接種の供給量が安定するまでに 時間がかかるようですし、 自分の免疫力で自分の身体を守りたい!と思っていらっしゃる方も 多いのではないかと思います。 漢方では、免疫力を考えるとき、 『脾(ひ)』と『肺(はい)』が重要です。 漢方で、『脾(ひ)』は、胃腸系、消化器系のこと。 よく「私は、食欲があるから大丈夫!」と言う方がいらっしゃいますが、 体力が無い、便秘がち、下痢しがち、 太りやすい、太りにくい、貧血傾向などは、 脾が弱い可能性があります。 食欲だけが、脾(消化器系)の強さのバロメータではないのです。 漢方で、『肺』は、呼吸器系と免疫系です。 ぜんそく、アレルギー、花粉症、アトピーなどとも関係があります。 さて、もちろん、『肺(免疫系)』が弱ければ、免疫力が低く、 カゼやインフルエンザなどをもらいやすい体質です。 ですから、『肺(免疫系)』を強くしたいわけです。 ここで登場するのが、『脾(ひ)』。 元気な『脾(ひ)』は、効率よく栄養の消化・吸収を行い、 全身を滋養して、活力を与えます。 もともと、『脾(ひ)』と『肺』には親密な関係があるため、 『脾(ひ)』に活力があると、『肺』が充実し、 結果的に免疫力がアップするのです。 免疫力アップを考えるにあたり、頻繁に使用されるのが、 参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)、 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、 玉屏風散(ぎょくへいふうさん) などです。 お子様の場合は、 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)も良いと思います。 それぞれ、少しずつ使用方法が違いますが、 体力をつけ、免疫力を向上させることに優れています。 大人やご高齢の方はもちろんのこと、 小さなお子様でも安心して継続できます。 味や香り、飲み方などがご心配な方には、 店頭で試飲もオススメしております。 お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 『漢方で円形脱毛症は治りますか?』という
ご質問をいただきました。 はい。 今までも、何度か、円形脱毛症の漢方治療について ご相談を受けてきました。 たいてい、3ヶ月~半年くらいで、ほとんど目立たなくなります。 ただし、脱毛が始まってから長時間が経過している、 脱毛箇所が多い、 脱毛範囲が広い、 ひとつひとつの脱毛部位が大きいなどの場合や、 円形脱毛症の原因となったことが解決していない場合などは、 目立たなくなるまで少々時間がかかることもあります。 ここから先は、専門的な話です。 いつもよりも、ちょっとややこしい話でごめんなさい。 興味のある方だけ、どうぞ。 髪に関係するのは、 『肝(かん)』と『腎(じん)』のふたつ。 『髪は血余(けつよ)たり』と言われ、 血液の質が豊かで、量が豊富にあると髪が造られると 考えます。 この、血液の質や量に関わるのが、『肝(かん)』と『腎(じん)』です。 まず、『腎(じん)』と髪の関係について解説します。 漢方では、『腎』は、生きるためのエネルギーを宿すと考えます。 『腎』の力=生命力という感じでしょうか。 『腎』にある生きるためのエネルギーは、 血液に転化することができます。 つまり、質の良い血液を豊富に生産できる人ほど、 生命力にあふれ、髪は潤沢で豊かということになります。 これらを『腎の華は髪にあり』と表現します。 次に、『肝(かん)』についてです。 漢方では、『肝』は、血液の貯蔵庫です。 さらに、自律神経の調節、ホルモンバランスの調整など にも深くかかわっています。 そして、『肝』は、 血液の質や量が低下したり、ストレスを受けたりすると、 機能の低下を起こします。 ため息をつきやすい、おなかがガスっぽい、げっぷが出る、 脇腹の張り感、イライラする、憂鬱感がある、不安感がある、不眠、 目のかすみ、視力低下、ドライアイ、 筋肉の引きつり、まぶたや頬のけいれん、爪がもろい…など、 これらは、すべて『肝』と関係する症状です。 この、『肝』と『腎』の絶妙なバランスが崩れたとき、 症状の一つとして、円形脱毛症がでたと考えます。 (円形脱毛症以外にも、あらゆる症状や病気の原因になります。) 円形脱毛症に限らず、 『肝』と『腎』のバランスが崩れた体調不良は、男女どちらにも起こりますが、 男女を比較すると、 比較的若い年齢からバランスを崩すのは女性の方が多いです。 さぁ、さすがに長くなってしまいました。 これは、個人差も大きくかかわりますし、 年齢、生活習慣、食習慣、生活環境、職場環境も関係します。 詳しくは、ご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 妊娠中に、つわりがきっかけで虫歯が増える女性が多いのですが、
産後も、口腔内トラブルが起きやすい時期です。 もちろん、生活サイクルが変わること、 ママさんたちが自分自身に構う時間が制限されること、 体調、ホルモンバランスや食生活に変化がみられることなどが 原因ですが、 それに加えて、漢方では『腎(じん)の弱まり』と考えます。 漢方でいう『腎(じん)』とは、 生命のエネルギーをつかさどる場所、と考えます。 (腎と言っても、腎臓そのものというよりは、 腰から下の下半身全体を腎と呼ぶイメージです。) ですから、腎は、成長、発育、生殖、老化に関係します。 歯の衰えや、入れ歯にするという話を聞いたら、 通常、高齢者をイメージするのではないでしょうか。 漢方では、高齢により『腎が衰える』から、歯が弱ると結びつけます。 産後の歯のトラブルも同様です。 妊娠、出産に伴い、腎の力を最大限使用したため、 一時的に腎が弱り、歯のトラブルにつながったと考えます。 腎の弱りをそのままにしておくと、 第二子不妊、 肉体疲労、自律神経の乱れ、冷え性、 精神の不安定感、 目のトラブルなど、 あらゆるトラブルの原因を作ってしまいます。 産後にカラダのバランスを整えたいというご相談では、 1歳に満たないお子さんを連れたママさんがお見えになります。 お子様同伴でのご相談も承っておりますので、 お気軽にお申し付けください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 年齢が見た目に出やすいのは、髪と肌です。
髪なら、薄毛、白髪、つやの無さ、 肌なら、シミ、しわ、ハリ不足、乾燥などがポイントになります。 30代半ばになると、多くの女性が気になり始めることですが、 最近は男性からのご相談も増えています。 これは、髪や肌に年齢が出始めると、 体力の低下や、疲れの蓄積が目立ち始めることも 無関係ではないのですが。 そこで、エイジングケアがキーワードになります。 漢方では、エイジングケアを『補腎(ほじん)』と言います。 エイジングケアをする生薬や漢方薬は、 『補腎薬(ほじんやく)』です。 年齢とともに弱る機能や衰えなど、 下降する矢印を年齢相応または、それ以上に持ち上げる目的です。 プラセンタも補腎薬の一つですね。 生薬名では、紫河車(しかしゃ)と言います。 当店でも、豚由来で高濃度のものを取扱っています。 他にも、タツノオトシゴ(海馬・かいま)や 鹿の角(鹿茸・ろくじょう/鹿角・ろっかく)などが、 補腎薬として有名です。 補腎薬は、動物性の生薬の方が強い効果を発揮します。 血液を補ったり、体力を回復させたり、体を温めたりする作用もあるので、 疲れやすさや、 ここ一番での踏ん張りがきかないと感じる方にオススメです。 動物性の生薬は、 においが強いとか、見た目がイヤと言われがちですが、 今は、味もにおいも見た目も気にならない錠剤タイプが主流です。 サプリメントを何種類も続けるより、 効果のはっきりわかる補腎薬の継続をした方が、 長い目で見ても大変お得です。 お体に合わせて、 補腎薬の種類、オススメの食材などのご案内を行っております。 詳しくはお問合せください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 |
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2月 2021
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