初めて漢方をお飲みになる方から、
「漢方薬は、一日何回飲むのですか?お茶のように一日中飲むものですか??」 と質問されることがあります。 確かに、いろいろな飲み方がありますが、 私のオススメは一日2回です。 朝起きてすぐと、夜ですね。 家にいるときに飲めばよいので、飲み忘れも少なく、生活に取り入れやすいです。 お薬は食後に飲むものだと思っている方も多いですが、 漢方の場合は、空腹時の方が吸収が良いため、 食前か、食後2時間が基本です。 夕飯を外食する場合は、家に帰ってから漢方を飲んでも大丈夫です。 漢方薬をお飲みになる理由や、体調、体質、症状、漢方薬の種類によっても、 多少は飲み方の注意事項が異なることがありますが、 生活習慣をうかがったうえで、無理のない飲み方をご提案しています。 ご心配なさらずに、なんでもご質問ください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 小さなときにアトピーに悩まされた経験があったり、
大人になってからアトピーを発症して治りかけの状況だったり、 アトピー性皮膚炎の経験がある方の中には、 突然、大人ニキビに悩まされる場合があります。 これは、肌の乾燥が関係しています。 乾燥した肌を保護しようとするあまり、皮脂が過剰分泌してしまい、 結果、毛穴が詰まることでニキビになるのです。 この場合の治療は、体質改善と皮膚の回復・正常化を両立しますので、 アトピーの治療とニキビの治療を両立することができます。 漢方の場合は、全身治療が基本だからです。 もしも、乾燥とべたつきが両方あるように感じたら、 べたつきの原因はインナードライかも知れません。 まずは、生活習慣やスキンケアの見直しと、 体質に合わせた体の中からケアに取り組んでみましょう! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 暖かくなってきて、徐々に肌の露出が増えてきました。
なるべくだったらきれいな肌を見せたい…そう思いませんか? 特に、この時期は、6月に結婚式を挙げる予定の女性が、 ウェディングドレスをキレイに着こなすために、肌ケアをスタートすることが多いですね。 顔のニキビも手ごわいですが、胸や背中のニキビもなかなかのしつこさがあります。 エステだけでは、なかなか思うような結果を得られないことも… 胸や背中のニキビを漢方治療する時も、 基本は、食事、睡眠の改善です。 そのうえで、漢方薬の内服による炎症の改善と回復、 肌質に合わせたスキンケアによる皮膚の保護、維持などを行います。 緊張やストレスなどが原因になっていたり、 ホルモンバランスの乱れが原因になることもあるので、 ニキビをくりかえさない肌が出来上がるには時間のかかるケースもあります。 美肌は一日にしてならず… しかし、継続は力でもあります! やはり、毎日、皮膚治療に取り組んでいた方のお肌は、 見違えるほどきれいになります。 迷っているなら、まずは始めてみる! それが、きれいな肌への第一歩です。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 漢方薬は大人が飲むもの…そんなイメージを持っている方も多いようです。
実際のところ、生後6か月が経過し、 離乳食が始まれば症状に応じた漢方薬を飲めるようになります。 漢方薬は苦いと思っている方もいらっしゃいますが、 小児科領域のお薬は、優しい味のものが多く、 物によってはとても甘いので、お子様でも安心です。 西洋医学が発達したのは、ここ数百年の話ですが、 それ以前の何千年もの間、生薬が治療の最前線で活躍してきたのですから、 当然、小児科領域の漢方薬も、先人たちに研究しつくされているのです。 保育園や幼稚園に行く年代のお子さんでしたら、 風邪をひきやすい、インフルエンザの予防、中耳炎をくりかえす、アレルギー性鼻炎、水いぼ、とびひ、アトピー性皮膚炎など、 免疫系の弱い体質をフォローするために漢方薬を始めることが多いですね。 保育園や幼稚園を休むことが減るので、とても喜んでいただいています。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 日本人は胃腸が弱い、という話を聞いたことがありますか?
実際、患者さんを診ていても胃腸の弱い人が多いのですが、 これは、漢方医学では、海に囲まれた島国であることが関係していると考えます。 秋から冬にかけては、空気が乾燥していますが、 気温が高くになるにつれ、湿気が多くなることが胃腸を弱らせる原因の一つです。 さらに、お刺身などの生ものを食べる文化や、 冷たい飲み物を飲む習慣が、胃腸虚弱を生んでいます。 さて、今日は、胃腸虚弱と不妊症について考えます。 もうこれは、非常に単純な話なのですが、 人間も動物である以上は、本能的に自分の命を優先させます。 つまり、胃腸の弱さは、血液の質の低下、ホルモンバランスの乱れ、体力の低下、自律神経の乱れなどにつながるため、 体はエコ運転を開始します。 このエコ運転をする際に、真っ先に出力を低下させる場所の一つが、 生殖機能なのです。 ですから、胃腸が元気かどうかは、お子さんを希望される方にとって、 とても大切なポイントになります。 もちろん、胃腸の弱い方が妊娠をご希望される場合、 胃腸の薬だけを出すわけではありません。 漢方薬で胃腸機能をサポートする目的は、 妊娠力アップを目指すお薬の吸収力を高め、 お母さんの体づくりと、生まれてくる赤ちゃんの元気につなげることです。 疲れやすい、食後眠くなる、むくみやすい、太りやすい、食べても体重が増えない、下痢しやすい、便秘しやすいなど、胃腸が弱い傾向を感じたら、 漢方で体をサポートしながら妊娠を目指してみてはいかがでしょうか。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 最近何かと話題の“ワンオペ育児”。
状況の伝わりやすい言葉が生まれたというだけで、 実際のところは随分前からワンオペが当たり前の風潮がありましたよね。 核家族が当たり前になり、ワンオペ化がさらに進んだのでしょう。 漢方鈴鹿堂でも、第二子妊娠を希望する女性からの相談に、 ワンオペ問題が浮上することがよくあります。 「この子(第一子)を妊娠した時は、仕事も家事も両立できたけど、 二人目となると、育児をしながらでしょ…大丈夫かなぁ。 二人目が欲しいんだけど、なんだか自身が無くて…。 つわりの時に、育児できるかなぁ… おなかが大きくなってから、上の子を公園に連れて行ってあげられるかなぁ…。 でも、二人目が欲しいんです。兄弟を作ってあげたい。 漢方でカラダを整えながら、二人目に挑戦することはできますか?」 はい。 結論から言うと、漢方で体調を整えながらお二人目の妊娠、出産、育児に備えることは重要ですし、 お母さんの元気はお子さん2人の元気にも直結しますから、 私からも漢方での体づくりは推奨します。 ただ…、もし、見直しができるなら、 ご主人や周りの方にも少し頼れる体制ができると、 カラダだけでなくココロにも余裕ができるかも知れませんね。 ぜーんぶ自分だけでなんとかしようとせずに、 ちょっとだけ考え方を変えてみるとラクになること、結構あるものです。 もしかすると、二人目のお子さんをなかなか授かれない原因の一つが、 ワンオペ育児で疲弊していることにあるかもしれません。 育児だけでなく、自分自身のこともワンオペでなんとかしようとしていませんか? 一人で考えていると、なかなか出口は見つからないことがあります。 専門家に頼ってみるのも、ちょっとだけ肩の荷がおりますよ。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 年齢とともに増えてくる膝や腰の痛み。
シップや痛み止めで改善するうちは良いのですが、 だんだん痛みが慢性化すると治りにくくなり、日常生活に支障が出てきます。 原因にもよりますが、しびれや感覚の麻痺を伴うこともあり、 徐々に悪化していくことがあります。 はつらつと過ごすためには、早めの対応が早期解決のカギ! さて、漢方の場合では、 腰から下の不調は『腎虚(じんきょ)』を疑います。 年齢を重ねるとともに悪化していく症状です。 とは言え、最近は、20代でも腎虚の患者さんが目立つようになってきました。 足腰のだるさ・痛み、疲れやすさ、頻尿や呼吸の浅さなども腎虚症状のひとつです。 もし、電車に乗ったとき、無意識に空席を探して座ろうとしているならば、 腎虚傾向のサインかもしれませんよ。 ほかにも、血液不足(血虚)、血液ドロドロ・つまりやすい(オ血)、余分な水分が溜まりやすい(タン湿)などの体質が潜んでいることもあります。 漢方薬は痛み止めではなく、根本的な体質にアプローチするのが目的ですから、 病院からシップや痛み止めが出ている場合は、併用することも可能です。 個々の状況に合わせて方針を立てていきますので、 詳しくはお尋ねください。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【5月の臨時休業】 13日(土)休業 快眠、快食、快便、
この三つが健康のバロメータになります。 ですから、漢方相談の際は必ず、睡眠、食事、お通じについての確認をします。 場合によっては、これに対する回答だけで、 ある程度体質がしぼれることもあるくらい、大切な情報の一つです。 さて、その中でも、比較的多いのが『下痢と便秘をくりかえすタイプ』。 さらに、おなかがガスっぽくなりやすい、ため息が多いなどの特徴があることも…。 このような体質の方は、男女問わずいらっしゃるのですが、 女性の場合は、 子育て中のママさんたちや、お仕事をしている女性に多い傾向が見られます。 いわば、『頑張り屋さん』に多い体質と言えます。 自己犠牲的に頑張ったストレスが、 自律神経をアンバランスにしてしまっている可能性がありますね。 このような状態が続くと、体力を無駄遣いしてしまい、疲れやすくなります。 エンジンを空ぶかししてしまっているような感じです。 思い当たることがあったら、即、解消! 自力で解消できないときは、専門家の意見も聞いてみましょう。 もっともっとココロもカラダも軽く、輝けるかもしれませんね! 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【5月の臨時休業】 13日(土)休業 連休明けはカラダもココロもペースがつかめず、
なんとなくアンバランスになりやすいものです。 特に、4月を頑張って乗り越えた方は、 連休明けの反動が大きいと言われています。 つまり、このしんどさは、日ごろ頑張っている証ともいえるのでは…。 とは言え、ダルい、頭が重い、動きたくない、ヤル気が出ない、 眠れない、考え事がグルグル頭をめぐる、憂鬱、イライラ、自己嫌悪…など、 ちょっと、気持ちよい毎日とは言えませんよね。 さらに、食欲不振や過食など、胃腸の症状が目立つ場合もあります。 このような時、 薬膳を取り入れた食養生では、 脂っこいもの、味の濃いもの、生ものなどをひかえ、 香味野菜、イカ、貝類、かんきつ類などを中心としたメニューにします。 お茶は、ミントティーかジャスミンティーなど、 さわやかな香りが鼻に抜けるものを推奨します。 漢方では、 『気(元気の源)』の不足と、それに伴うめぐりの悪化を改善していきます。 漢方薬を飲みながら、薬膳の考え方を取り入れた食生活ができると、 さらに効果的です! このような効果を持つ漢方薬は、 漢方の専門店でしか取扱いの無いものがたくさんあります。 ちょっと勇気がいるかもしれませんが、 思い切って専門店に聞いてみると、あなたにピッタリの薬が見つかりますよ。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【5月の臨時休業】 9日(火)18時まで営業 13日(土)休業 ゴールデンウィークが明けると、本格的に妊活に取り組むご夫婦が増えてきます。
ゴールデンウィーク前に妊娠すると、旅行につわりが重なってしまう可能性があるため、 4月は、少しだけ妊活をお休みするご夫婦が多いのです。 さて、連休明けのこの時期、妊娠を考えるにはとても良い時期です。 年度初めのあわただしさも落ち着き、 暑すぎず、寒すぎず、 ココロもカラダも安定しやすいからです。 妊娠するには、元気な卵子を排卵させることも重要ですが、 それと同時に、妊娠に耐えられる体力、出産に耐えられる体力、 滋養のある母乳を与える体力が無くてはいけません。 妊活には、先の先まで考えた取り組みが必要です。 卵巣では、1つの卵を排卵させるのに半年間、 精巣では、精子をつくるのに3か月かかります。 たとえ順調に身体づくりをしたとしても、 思っている以上の時間がかかるのです。 元気なお子様を迎えるための身体づくりを始めてみませんか? 気候が落ち着いている今が、漢方薬をスタートさせるチャンスです。 漢方鈴鹿堂薬局(11時~20時・金曜定休) 03-6273-2311 【5月の臨時休業】 9日(火)18時まで営業 13日(土)休業 |
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2月 2021
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