皮膚トラブルが慢性化し、治療に行き詰まった方が、
漢方治療を試してみたいとご来店されることがあります。 このとき、お客様が「内臓が悪いのかと思って…」とおっしゃることも…。 今回は、この『内臓が悪い』という意味についてです。 この場合、実際の内臓機能に問題あるということは、 ほとんどありません。 この『内臓が悪い』という考え方は、 もっともっと、漢方的な概念に基づくものです。 五臓六腑に、染み渡る…と言う言葉がありますが、 この五臓六腑という表現は、漢方の言葉です。 漢方では、『体の機能を、五臓と六腑が分担している』と考えます。 これ以上書くとややこしくなってしまうので、 いろいろ割愛しますが、 例えば、皮膚のトラブルには、 『肺』と『脾(胃腸系)』の臓腑が関係します。 年齢や、性別、生活習慣によっては、 『腎』や『肝』が関係することも珍しくありません。 このあたりの見極めは、大変ややこしいものです。 この判断は、専門家に委ねましょう。 こじれた皮膚トラブルの解決には、時間がかかります。 「自分の場合は、どんな感じなのかな…」と思ったら、 ぜひ、お気軽にご相談ください。 漢方鈴鹿堂薬局 03-6273-2311 コメントの受け付けは終了しました。
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11月 2024
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